突然ですが、人前でしゃべるのすきですか?
人前で喋るとなると、緊張して、声が震える、体が震える、心拍数が上がる、汗をかく、顔も赤くなる何てことありませんか?
私も、人前でしゃべることが苦手で、人生においてできるだけ人前に出ることから逃げ生きてきたのですが、この間、会社からどうしても逃れられない命令が下されました。
「スピーチをしろ」と。
正直、いや過ぎて会社を辞めることまで考えるくらい苦手w
日にちも伸ばして、逃げようとしたのですが順番ということで今回は逃げられない!
「困った」
そんな時、渋谷で行われている「あがり症講座」を発見!!
1時間約5000円くらい。
ちょっと高いかなとも思ったけど、
「この私の人生の視野を狭くし、自身も奪い取り、日陰に追いやる憎っくきあがり症を克服できるなら、安いもんでぃ!」
と思い、「ポチッ」と申し込みました。
当日、行ってみると30代〜60代と思しき男女10名ほどが。
「この人たちみんな同んなじように緊張するんだ」
とホッとしたような、変な気分のまま着席。
先生の挨拶の後早速我々の苦手な自己紹介タイム。
「みんな緊張しやすいタイプ」という前提があったため、この自己紹介はなんとかクリア。
この後も、何回か同じチーム内でお話をする機会がありました。
さて、ここからが本題。
習った内容を営業妨害にならない程度にまとめます!!
緊張のために起こる症状にすばらしい理由が!
これ、実は我々が猿だった時の証。
先に述べた症状一つ一つが、実は猿時代、ライオンに追いかけられた時に身を守るための反応だったのです!!
- 心拍数が上がる→速く走って逃げるため
- 汗をかく→手足が濡れて木によじ登りやすくするため
- 鳥肌が立つ→毛を逆立てて大きく見せるため
- 筋肉が固まる(震える)→噛まれた時の出血を減らすため
これを知ると、緊張したとき冷静になれそうですよね。
さて、ここで肝心の緊張する原因につてのお話。
人前で話すとき緊張する原因は大きく分けて3つ。
①プライド
②コンプレックス
③トラウマ
プライド。
これが原因の人結構多いです。
・失敗の恐れ
・完璧主義
・人からよく見られたい
・人から認められたい
こういう感情を強く持っている人は、頭の中が
「相手に伝えること」<<「自分がどう思われるか」
という状態となります。つまり、自分にばかり意識がいって、肝心の「相手に伝える」ということができなくなっているのです。
もともと、人前でしゃべるということは、相手に何かを伝えるためなはず。
ちゃんと、自分のすべきことに意識を向ける用に心がけましょう。
コンプレックス。
これは、よく身体的なコンプレックスがある方に多いです。
人前に出ることで、「普段隠したいところに注目がいくのでは」という心配が始まり緊張の症状が生まれます。
トラウマ。
これは、過去にあった苦い経験が原因。
特に、幼少期に体験した恥ずかしい経験などが同じような状況に直面したときにフラッシュバックしてしまうことで緊張してしまいます。
さて、ここまできて、「じゃあいったいどうしろっていうの?」っていいたくなりますが、単に、この自分が緊張する理由を知ることで、緊張が減るらしいのです!
でも、やっぱり一回ですぐに緊張がなくなるなんてことないですよね。
という訳で、ここからは緊張したときの対処法!
①深呼吸
リラックス効果あり。
息を吸っておなかを膨らます。これをゆっくりと行いましょう。
②体全体の力をぬく。
「一回力を入れて、脱力」を繰り返して、体の力を抜きましょう。
これにより、副交感神経のスイッチがオンになり、緊張が和らぎます。
③やるべきことに意識を向ける
④自分自身を実況中継
緊張している状態は、大人と子供の自分の中で「大人 < 子供」となっている状態。
なので緊張しだしたら「おーっと、(自分)ちゃん、緊張してきましたよー。手が震えたり、どうしたんでしょうかねー?!」なんて、ふざけて心の中で唱えてください。自分の状態を大人の状態から改めて見ることができるので、冷静に戻れます。
まとめ
緊張とは、生きるために必要なことで、あなたの体がきちんと作動している証拠です。
なので、悪いことと思わず、「あ、体がちゃんと機能してるんだな、えらいぞ」くらいに思ってあげる余裕を持ちましょう。
また、自分が緊張する理由を分析することで、気持ちも楽になります。
後は、過去の失敗した経験、未来で人が自分の今のプレゼンにどう思うか、なんて気にしないで、「自分が今いる、コントロールできる今」だけにフォーカスして、「いかに相手に自分のプレゼンを伝えるか」に集中すれば万事OK!!
という訳で、今後訪れるであろう人前で話す機会には、上記を参考に相手のためのスピーチを心がけてくださいね。