「クルス」と言うお菓子ご存知ですか??
「クルス」とは、ポルトガル語で「十字架」と言う意味。
「幸せクルス」と可愛らしいキャッチコピーで、長崎土産の一つとして定着しているお菓子です。
そんなクルスには、40年の深い歴史もあります。
「幸せクルス」とは
▼個包装のパッケージ
クルスは、「和でも洋でもない、唯一無二の長崎銘菓を」と言う思いから誕生した、40年の歴史を持つお菓子です。
現在クルスを作っている小浜食糧は、もともとは長崎の温泉郷・小浜にあった「豊田商店」という現代のスーパーのような小さなお店でした。
登山道近くにあったと言うこともあり、地元で人気のお菓子湯せんべいを作り、訪れた人に販売していました。
▼パッケージの裏
小浜食糧の創業者は「キリシタンの街長崎を象徴するような銘菓を作りたい」と全国各地の銘菓を食べ歩き、一年以上をかけてクルスの開発に挑みました。
クルスの特徴でもある、
「せんべい➕ショウガ➕チョコレート」
と言う斬新な組み合わせも、この全国行脚と試行錯誤から誕生しました。
▼クルスのデザイン。ポルトガル語のクルスのとおり十字架があしらわれています。
クルスの特徴的な十字架は、鈴木信太郎さんという画伯が長崎を訪れた時に描いたとされる絵が使われています。
隠れキリシタンがいた歴史もある長崎とあって、十字架は深い意味を持っているんですね。
食べてみた
一口食べると、想像以上のおせんべいのパリっと軽いっ食感が印象的。
また、口の中で広がるジンジャーの風味が、ちょっと大人向けなお菓子の印象を漂わせます。
その後、真ん中に入っているチョコレートの甘い味が口の中で広がりました。
そしてこの「おせんべい➕チョコレート➕ジンジャー」が合う(o^^o)!
サクサクした食感と合わせて、やみつきになる味です!
「幸せクルス」のキャッチコピーもナイスな長崎銘菓クルス。
長崎に行った際はお試しください♪
おそらくどのお土産屋さんでも取り扱ってるとおもいます(o^^o)