どんどん寒さが増しててくる季節。
なんだか空が薄暗くなると、また空気が冷たくなると、気分が憂鬱になることありませんか?
自分では、「ネガティブな方向に考えちゃいけない」とわかってはいるものの、どうしても沈んじゃう時ってあるんですよね。
そんな時に、ためしてほしいことをまとめてみました。
◼︎You sometimes need a rainy day.
「雨の日も必要」と考える。
ちょっと街から離れて自然の中を歩いてみましょう。遠くに行くのが億劫なら、近くの公園でも行ってみると、意外に多くの緑があることに気づきます。
でも、その当たり前にある緑は、雨が降ってくれたからそこにあると考えたことありますか?
冷たく寒い雨の中を耐え忍んだからそこに今、あなたの心を癒す存在として凛と佇んているのです。
長い目でみれば、ある程度人生は平等で、大切なのは雨の日もなんとか耐え忍べるかどうか。
辛い時は嘘っぽく聞こえますが、耐えていればきっと晴れ間は見えるはず。
今は、雨に勝とうとしなくてもよいので、ただ、そこにいるだけで良いのです。
きっと、辛い雨を越えた後は、その分雨を知らない人よりも、あなたはキレイにそこに佇んでいるはずです。
◼︎There are so many people like you around the world.
苦しんでいいる人がたくさんいると知る。
人間は、みな想像以上に皆苦しんでいます。生きることは99%辛いことだという哲学者もいるのですから。
ニュースでは流れませんが、毎日何人もの人が人生に絶望し自殺未遂を起こしていることを考えたことがありますか。(東京では、人身事故と駅で流されるだけで終わり、その連絡に電車が遅れてしまったこと以外何も考えず、舌打ちする人もいるような悲しい世界です)
その逆に、貧困の強い南アフリカでは、何人もの生きたいと願う子供がかなわず落としているのですから、妙なものですよね。
でも、きっと、辛い思いをしているあなただからこそ、そういう人の気持ちを理解してあげることができ、他の人ができない優しい手を、彼らにも差し伸べることができるのかもしてません。
「自分だけじゃない」そう思えるだけで少しはなんだか気が楽になるのかもしれません。
◼︎You were born for others
誰かのために生かされていると考える。
辛い時は、「なんで自分だけが」「なんでこんな思いをしなくちゃいけないんだ」「なんでみんなは幸せそうなのに自分だけが」と”自分”にフォーカスを当てすぎて、周りにピントが合わなくっなってしまいます。
そんな時、「ああ、自分は同じ辛い思いをしている誰かを救えるのかも」と考えてみてはどうでしょうか。
自分のためだけに生きる人生よりも、誰かのために生きれた方が、例えそれが相手に裏切られても尊い人生なのかもしれません。
◼︎your life has a limit no matter what you do.
人生どうあがいても平均30,000日。
もしあなたが日本人で、今30歳なら、もう人生の3分の1以上は過ぎ去っています。
自分の年に365をかけてみてください。日本人の平均寿命は80歳と考えると、あなたの人生は30000日。
生きているのは辛いけれど、言いかえれば嫌でも終わりはあるのですよね。
ここで、日本人得意の「もったいない」という言葉がより意味を持ってくるのではないでしょうか。
辛い思いのまま残りの日を過ごすか、自分のやりたいことをもがきながらでも探しながら過ごすか、もう一度考えたくなりますよね。
例えば、恋人と別れて辛いとしましょう。でも、別れを切り出したり、あなたを大切に扱うことのできない人と残りの貴重な時間を一緒に過ごす人生よりは、一人で自分の本当にやりたいことを模索しながらでも生きる人生の方が振り返った時に充実感を得られるものかもしれません。
というと、「こんな辛い思い、無駄もなにも、そういう次元で考えられない」と思うでしょう。確かにその通りです。。辛い時は辛いです。
ただ、そんな時も、時間は刻々と刻まれており、今キラキラに輝いて見える周りの人の時間も、平等に刻まれ過ぎ去っていることを考えてみましょう。
今、この瞬間は、今しか味わえない瞬間なのです。
以上、結局考え方なのかもしれませんが、人生角度を少しでも変えて見れるだけで世界が変わって見えるのかもしれません。
もちろん、そんなすぐに楽天的に生きれたら苦労しないけれど、いろいろな考え方があることを知ると、確実に視野が広くなります。
いろいろな視点で、いろいろな辛さを味わうからこそ、これからのあなたの人生に深みが生まれるのかもしれません。