確かにやばそうだった・・・ライターやりかけてやめて正解だった・・・
感度の高い女子のまとめサイトとして、長いこと王女の座に立っていた「サイト」メリー(MERY)。
おそらく、誰もが一度はそのサイトに訪問したことがあるのではないでしょうか。
2015年2月のまとめサイト訪問者数ランキングでは、
1位 NAVERまとめ
2位 暮らしのレシピ nanapi
3位 MERY
4位 Retty
5位 M3Q
と、女性向けまとめサイトとしてはTOPを独走していました。
最近では、有名女優を起用して、PRにも力をいれて、雑誌販売などもスタートしていましたね。
しかし、最近の「WELQ」など有名な合わせて10以上のサイトで、根拠が不明な記事を載せていたことが原因で非公開にしている波に乗ってしまい「Mery」も非表示になることに。
最近では、「90分に1本のノルマ」とメデイア上でそのエグさと、おそらく質の落ちるであろう記事の欠かせ方が問題視されています・・・・。
そして実は、私もこのMeryでキュレーターとしての参加を依頼されて、つい最近、1.5カ月前くらいに記事を書こうとしたことがあったのですが、確かにその時から、担当者とのやりとりで「このサイト運営やばそう・・・」という印象を受けていました。
キュレーターになりかけた私が「Meryやばそう」と思ったポイント5つ
その1 担当者がいつの間にか変わって、愚痴までが内部から送られてくる
私がやり取りをした、1.5か月ほどの間に担当者が約3名ほど変わりました。また最初の担当者からは連絡が都合の良い時しか来ず、自分でさそっておきながら後は放置状態、、、、。この方、もともと大手の出版社にお勤めの方だったのですが、そこから登録していたライターのデータをもってきたようで、その1人に私も入っておりお誘いを受けた経緯です。きっと、ライター(Meryではキュレーターと呼ぶらしい)を集めるノルマがあるのかな、と言った印象を受けました。
また、今まで、どこかでライターなどとして記事を投稿したことがある方はご存知かと思いますが、ライターのほとんどは、会社やそのサイトと関係のない部外者。そんな外部のライターにメールの節々から伝わる、愚痴っぽいものも目につきました。
この会社で働いている人、大変そう・・・なんかおかしい・・・。
その2 写真使用の制限がすごい!NGリストがどんどん増えていく!最後は裏方法でやらされる・・・
Meryがgoogle検索で上位に上がっているのは、しっかりと規定を守ってSEO対策をしているから。そのため、キュレーターにも、写真の無断転用を控えるようにと担当者から厳しく指導が来ていました。これって、素晴らしいことです。でも有料の写真素材を買わせてもらえない場合は、このやり方では、実際記事ってとっても書きづらいのです。
その理由は、女性向けのキュレーションサイトでは、写真が命と言っていいほど画像素材は大切な存在なため。
さて、そしてMeryは写真を最低限何枚載せてという命令を出しているのですが、かなり細かく制限された写真使用な上に、有料な写真を買うことが許されていないMeryキュレーターにとっては、これが一番大変なところ。文字の文章はすぐに起こせても、写真がないから記事が仕上がらない、、、という状態が私はありました。
そこで、 Meryの担当者に相談したところ(なぜかその担当者のメールアドレスは、別の大手出版社の方の個人アドレス・・・)
「お店やHPの写真などはピンタレストにないものも多いので、ピンタレストに自分でMery用のアカウントを作って、今後使う写真をピンをして、それを使ってください」とのこと。それって、悪くないのかもしれないけれど、結構なんとも言えない裏のやり方だなと思いました。
そして面倒なのが、どんどん写真を使ってはいけないNGリストがアップデートされ増えていったこと。これも、なんか怪しい感じが出ていました。そんなに色々なサイトや写真提供先から嫌がられてるんだな・・・と。
その3 ライター報酬額の連絡がこないままどんどん書かせ様とする
今までその他のサイトに記事を書いたことがありますが、もちろん事前にいくら貰えるかもちろん確認した上で記事を投稿し報酬を頂いていいました。しかし!Meryさんはなんとそれの連絡もなし。
「報酬については担当者より連絡が行きます」とさらに別の担当者Cさんより連絡が来たのですが、その後記事の構成などを調整している間も、ずっと連絡が来ず、、、、。最後まで来ませんでした。その時は「まあいいや」と軽く思っていたのですが、今思えばありえないですよね・・・。また、支払い方法の説明等も一切なかったです。
それなのに、月に最低10本書いて欲しいとのことでした。
その4 数人にまとめて記事を書けと言っておいて、突然「全員やっぱり記事書くのやめてください!」と一斉にキュレーターを打ち切りに!
私が、Meryの編集を担当するという女性Aさんととやり取りをスタートして、2ヶ月後。写真の件やバラバラと細かく追加でアップデートされ送られてくる指示でなかなか記事が進まなかったのですが、結局ようやく1ヶ月くらいしてある程度方向を決めてドラフト企画を数本Aさんに投げて連絡を待っていたところ・・・「
その5 Mery担当者も報酬をもらっていない
その4の通達を私たちにしてくれたAさんも、その通達メールで悲痛な胸のうちを、、、。「おそらく記事がすでにあがっている人には報酬を払うけれど、自分(Aさん)と途中の方にはない様です・・・そして自分もまだもらってません・・」との記載。いわば、このAさんも被害者というかだいぶ振り回された方なのでしょう。
ただ、引き続きMeryで編集か何かに携わるとおっしゃっていました。
以上、私が少しだけ足を踏み入れた、Meryの世界で見たもの、感じたものでした。