乳児のトラブルの一つオムツかぶれ。
一人目だと慣れない育児に加えて、赤ちゃんがオムツ替えのたびに痛みでギャン泣きすると、ママまで泣きたくなってしまいますよね。
私も、初めての育児で、子供が急にひどいオムツかぶれに。
お医者さん曰く「穴が開くオムツかぶれ」だそうで、本当に皮膚が何箇所もえぐれて、小さな体で痛みに耐えている我が子を見ると、目をつぶりたくなるほどかわいそうでした。
私自身初めての育児でなれず、多くのネットの先輩ママや記事を参考にしたので、この記事も少しでもどなたかの参考になれば嬉しいとおもい自分と赤ちゃんの体験と対策をまとめます。
オムツかぶれの原因
私の子供の場合、オムツかぶれになった原因の一つは、下痢。しかし赤ちゃんのうんちは柔らかいし、頻繁なので、しばらく下痢だと気づいてあげられず、かわいそうなことをしました。
また、慣れない育児でおそらく「お尻を綺麗に!」とおもい吹きすぎていたのかもしれません。
オムツかぶれになったときにおこなったこと
以下、私が行った対策です。
◉ネットで情報収集
多分多くの方がこれしますよね。でも様々な情報が溢れてるのと、その赤ちゃんのケースによってきっとすべきことは違うのでどうするか悩みました。
◉区や病院の助産師さん、保健師さんに電話相談
次に、どうしたらいいのか、保健師さんに相談。
「お尻は吹くのではなく、水シャワーがいい」
「市販のお尻ふきは、水99%と歌っているがいろんなものが入っている。健康ないおしりには問題ないが、かぶれている場合は、綿を濡らして拭いてあげて」
とのこと。
◉医者に行く
助産師さんにも相談したもののよくならないので、結局医者へ。
とはいえ、生まれたばかりの赤ちゃんは、なかなか外に出すのも怖いですよね。
特に冬はインフルエンザが流行っているし、オムツかぶれとインフルのリスクを天秤にかけると悩ましいところ。
私は、結局あまりのかわいそいうなお尻の状態に医者に行くことに。
自分はマスクで対策、赤ちゃんはできるだけ病院で待っている時も、人から離れたり外で待つ、赤ちゃんは、外からの空気ができるだけ直接入らない等に外カバーしつつ抱っこする、などすることで対策をしました。
1つ目の医者:
里帰り先から少し遠かったのですが、生まれて最初にお世話になった医者にまず相談しました。こちらの最初の医者では、
・アズノール軟膏0.033
を処方されました。
お医者さん曰く、
「オムツかぶれは、赤ちゃんはお腹の中でまだ分解できない成分があり、それがそのまま皮膚に着くためお尻がかぶれやすくなる。なので、おしりに排泄物が直接つかないよいうにするのが大切。アズノールをたっぷりぬって、おしりと排泄物がくっつかないようにして。軟膏がなくなったら、わざわざ医者に行かなくても、ワセリンをたっぷり塗って肌に排泄物かつかないよいうにすれば大丈夫」
とのこと。
しかし、一週間つづけてもよくならず、この時点で「これって下痢担っててそれが理由?」と思い、今度は家の近くの別の医者を受診。
2つ目の医者:
今度は、家に近い医者に行きました。
下痢の原因はわからず、
「寒さかな?とりあえず整腸剤を処方しますね」
「オムツかぶれ、結構痛そうで穴が空いてるね〜。薬を2つ処方するから2つ塗ってね」
とのこと。
この時処方されたのは、
・ミヤBM細粒(整腸剤)
・ベトネベート軟膏0.12
・亜鉛華(10%)
1日3回整腸剤を飲ませ、またオムツ替えのたびに痛みで泣き叫ぶ我が子のおしりを水シャワーし、まずベトネベート軟膏0.12を塗って、そのあとりお尻を真っ白にする感じで亜鉛華をぬりました。
その後、下痢はあまり治らなかったので、ミルクを変えたりいろいろ試しましたが、あまり効果なし。2週間後くらいにようやくオムツかぶれが若干よくなってきました。
3つ目の医者:
里帰りを終え家に帰ってきてからも治らず、赤ちゃんはオムツ替えのたびにギャン泣き。また下痢もまたぶり返してきたので、土日にやってる家のそばの週末医療機関を受診。
「ウンチの状態はそこまで酷くないと思うんだけど、お尻はかわいそうな状態ね。ここは週末二つなぎとめるための医者だから、ちゃんと週明けお医者散受診してね。下痢の理由はわからないわ」
とお医者さん。こちらは、
・ラックビー微粒N
・亜鉛華(10%)
を処方してくれました。
こちらの医者曰く、以前の医者が出したアズノールは正しくないかも?亜鉛華がいいとのことでした。
4つ目の病院:
我が子が特別な通院が必要なため、検診も兼ねて家のそばの大きな病院に行った際、再度相談。
ここでも、
「お尻の状態結構痛そうだね」
とのこと(我が子に申し訳ない・・・)
「ウンチの状態はそこまで悪くないと思うけど、整腸剤を」
とのことで、ここで処方されたのが、
・レペニン散
・アズノール軟膏
・サトウザルベ20%
こちらの医者は、
「お尻の状態がよくなるまでアズノールを。よくなってきたらサトウザルベを」
とのこと。また整腸剤をたくさん飲ませることで今後の腸の状態二影響がないかと質問すると
「ビオフェルミンという菌を入れるだけだから大丈夫ですよ」
とのことでした。
そして、ようやくこのころから下痢が収まって、痛々しい”お尻の穴たち”も治りつつありました。
私が思った、オムツかぶれを直すポイント
◉医者によって違う処方。合う医者をみつけて
里帰りや子供の検査もあっていろいろな医者に行くことになりましたが、読んでいただいてわかるように、オムツかぶれに出される薬やぬり方は、医者によって結構異なること!ぬり方や薬の飲ませ方に至っては、薬剤師さんの意見も結構違ってました。例えば、重ね塗りすべきか、一つずつでいいか、どっちの薬が先に塗られるべきか、など。
こればかりは難しいですが、自分の子供に合う医者、また合う治薬を見つけたいものです。
◉最も大切!?水シャワー
何よりもオムツかぶれ対策になると感じたのは、オムツと水シャワー。
私のやり方は、良いオムツと安いオムツを購入し、オムツ替えの時に、
1、安いオムツをお尻の下に敷く。(つけていたオムツが綺麗ならそのままでもOK)
2、おしりを40度くらいの水シャワーで洗う。
3、綿で軽く水気をとる。
4、軟膏を塗る。
5、安いオムツを捨てる(もったいないけど、水シャワーだけにオムツを一つ使ってすぐ捨てます!)
6、オーガニックのオムツをつけて終わり。
です。
水シャワーについて、最初は「大変では?」と怯えてましたが、以外に簡単なので、もしお尻かぶれになりかけていたり、心配な場合はぜひやってみてください!
というのも、お尻かぶれは悪化してしまうと治るのに時間がかかってしまうので、対策が肝心だと実感したためです!
おしりの水シャワー専用の道具も売っているようですが、
私は百均のキッチンコーナーにあった、たこ焼きソースなどを綺麗に掛けるものを購入し、水シャワーにつかいました。
写真右の赤い蓋のやつ。水の出具合は、先っぽをハサミで切って調整できます。
シャワー用のぬるま湯は、最初に水道水を少し容器に入れて、そこにポットから足し湯をして温度を調整しました。
オムツかぶれは、早めの対応が大事と実感!
先に記載の通り、オムツかぶれは見てる方もかわいそうで辛いし、悪化すると治りづらいし、何よりなっている赤ちゃん本人がかわいそう。
この記事を読んでくださった方は、おそらくオムツかぶれ問題を抱えてるお子さんをお持ちだと思います。
行けそうなら早めの受診を、また受診が難しい場合は、まずは水シャワーで対応してあげてください。