みんな言わないから代わりに言おう。アップルウォッチはコケる。
そして、賢い方なら、結構多くの人が実はそう思ってるはず。
その理由を説明するのに、 アップウォッチが抱る致命的な問題点を紹介します。
さて、アップルはすでに永遠に続くヒットメーカー状態になってることは皆さんご存知でしょう。
他の会社も後追いでマネした製品をどんどん作ってます。
この14年で、アップル社は、iPod, iPhone, MAcbook air, iPad と他社が真似し今は流行を生み出すものの原型を切り開いてきました。
~アップルウォッチがコケる根拠~
iPadが世の中に出回る前、だれも"大きなアイフォン"が成功するとは思ってもいなかったし、マイクロソフトも、アップルも初期のタブレットリリースではこけてました。
でも、iPadが失敗せず大成功を収めたからといって、アップルウォッチが成功するとは限らいのではないでしょうか。
アップルウォッチのアイディアは、元々だいぶ以前からあったものですがそこには何点か問題点があるのです。
バッテリーがもたない
ファッションとしてのアップルウォッチならいいが、実用的に考えると電池の消耗問題は致命的。
何度も充電の必要がある今の段階ではまだ実用性にかけ、使いづらいのは言うまでもないでしょう。
これでは既に発売されているようなヘルス管理をするその他のスマートウォッチとなんら差別化はつけられないのではないでしょうか。
卵と鶏問題~現実世界はまだ夢の国ではないのです~
「本当に今の時代に合っているのか」それがまさにこの卵と鶏問題。
ディズニーランドで使われているリストバンド、ご存じですか?
これがあれば、買い物やレストランでの食事清算、部屋の鍵を開けたりと、まるで魔法使いになったかのようにパーク内でいろいろな体験ができてしまいます。
アップル社が今回リリースするアップルウォッチは、このようなことが街中でもできるようなイメージで作られているのではないでしょうか。
また、グーグルも同じくワンタップで電車の切符や、自動販売機から飲み物が買えるようなスマートウォッチを考えています。
ただ現状、現実世界でこのようなシステムを一斉導入できるかという重要な問題にまだ目を向けきれていないのではないでしょうか。
この問題は、今生まれようとしているアップルウォッチでもまさに同じなのです。
一言で言うと、「社会がまだ追いついていない」のかもしれません。
タイミングが大事
社会全体が技術的に進歩した時に、このアップルウォッチが役立つ時代がやってくる、そんな気がします。
現在500万台のアップルウォッチが世に出回るという情報が流れています。
もちろん、今まさに"アップルの時代"に生きている私たちは、発売されればAppleStoreの前に列を作るでしょうし、品切れ状態になるのは予想ができます。
実際に、過去にも、アップルは3年間で100万台のiPhoneを販売、同じ数のiPadを2年間で販売しました。
そして、いつかみんなが、アップルウォッチを腕につけてる時代も創造できます。
でも、現状の社会の科学でき発達の現実に目を向けると、ディズニーランドで使われているような、クレジットカード、鍵、IDチェックや、アップルが考えるリストウォッチの重要な役割であるヘルスケア機能が、すべて一つに集約されたアップルウォッチがこの社会に1-2年で出回るとは思えないのです。
それは、そう、社会の発展がまだ、追いつかないと思うから。
以上、アップルウォッチがコケると思う理由でした。
<参考記事>You Guys Realize The Apple Watch Is Going To Flop, Right? | Co.Design | business + design