先日、 ビヨンセがオバマ大統領の前で国歌斉唱という大役を任されたときに、
「生歌を披露しているフリをして口ぱくだった」という関係者の発言で、
一気に起こった「本当は歌えないんじゃないの?」などのメディア内での批判。
( Beyoncé 1981年9月4
彼女は、特に大きく言い訳するでもなく、
記者の前に立ち、
「みなさん、立って」
といった後、アカペラですばらしい歌声を披露しました。
そのときの映像がコチラ。
ビヨンセ 口パク騒動に圧巻のアカペラ国歌斉唱 - YouTube
歌い終わった最後には、記者さんたちからも拍手喝采。
「何か質問は?」
と笑いながら言った彼女の対応は「カッコイイ」の一言です。
このすばらしい対応に、報道人も「やられた」といった感じで会場は一気にビヨンセ押しのムードになりました。
ちなみに当日、実はオーケストラと事前に歌合せをすることができず、
「大統領の前で失礼な歌は聞かせられない」
という彼女のプロ意識の高さが、今回の口ぱく騒動になった要因だったらしいです。
でも、実は、彼女2013年にも別の「神対応」といわれる行動をしていたのです。
彼女が、ブラジルのステージで歌っている最中、観客のそばに行くとファンの一人が彼女をステージから引きずり落とすといったハプニングがありました。
普通なら、そこで恐怖を感じてショーをストップしたり、歌が止まったりするものですが、彼女はすぐに立ち上がり、そのまま歌い続けました。
そして最後に、その引き釣り落とした男性に、「大丈夫よ。愛してるわ」と言い放つ余裕まで見せました。
その対応で会場の観客席からは、いっきに「ビヨンセ」コールがおきたそうです。
Beyonce pulled off stage in Brazil - HD (Original ...
歌い続けただけでなく、恐怖すら覚えかねない引きづり下ろした相手に対しても素晴らしい気遣いを見せたこの対応、まさに神対応ではないでしょうか。