半年前くらいから注目され、雑誌で特集が組まれたり、本も出版されるほど人気のココナッツオイル。
流行り物は苦手ですが、ひょんなことから入手したので、改めて何に良いのか、そしてどのような使い方があるのか調べてみました。
【まず、買う前の注意点】
前提として、熱を使わずに抽出されたバージンココナッツオイルを使うコトが、これらの効果を効率良く得るポイント。
バージンココナッツオイルのなんと約70%は、中鎖脂肪酸でできているそうです。
また最近では「薄められている」なんてこともあるんだとか。安いものには特に注意しましょう。
下記に、最低限注意してほしいポイントをまとめます。
・エクストラバージンココナッツオイルであるコト
・添加物の有無
・漂白されていない
保存できる期限は約2年間です。
【一般に言われている効能】
・ダイエット効果
腸の壁を覆っている細かい絨毛(じゅうもう)。ここが、添加物や便で詰まることで代謝が落ちてしまうのが肥満の原因の一つとされています。
ココナッツオイルは、この絨毛間の詰まりを減らす作用が期待できます。腸の吸収率が上げることで、代謝も上がるためダイエットにも良いとされています。
また、ココナッツオイルに含まれる「中鎖脂肪酸」は、多くの植物油に含まれている「長鎖脂肪酸」と異なり、体で蓄積される率が約10分の1ほど。これは、直接肝臓に運ばれるためなんだとか。また蓄積されるはずの「長鎖脂肪酸」も燃焼まで促してくれるというおまけ付き。
ダイエット中は、普段の油をココナッツオイルにかえて使用したいですね。
・デトックス
上記と同じ原理で、絨毛の働きを高め、不要なものを体外に排出してくれます。
・便秘改善
これも絨毛活動が改善されるため期待大です!
・痴呆予防
・冷え性改善
ココナッツオイルに含まれるビタミンEは、毛細血管の血流をUPし、冷え性改善に効果があります。
・免疫力アップ
母乳に多く含まれるラウリン酸という成分が多く含まれているため免疫力アップの効果があるとされています。
・糖尿病の予防改善
インスリンに対する抵抗性を改善し、内蔵脂肪の蓄積を減らしてくれます。
・心臓病の予防
【摂取の注意点】
いくら素晴らしい効能がたくさん期待できるからといって、たくさん取りすぎると下記のような症状の原因になる可能性が。
・心臓病
・脂肪肝
どんな流行りの食べ物もそうですが、「適度に」が大切ですね。
ちなみに毎回言ってしまいますが、海外からの流行りものにはいつも「ミランダ・カーが愛用!」というキーワードが多いですが、このココナッツオイルもその代表例ですね。
さて、そんな話題でいっぱいのバージンココナッツオイルで、蒸しパンを作ってみました。
使ったのは森永のホットケーキミックス。
裏に記載のあった蒸しケーキを参考にしました。
今回は、バターをココナッツオイルにかえました。ちなみに冬の時期はココナッツオイルは固形のため、レンジで少し温めて使いました。
「早速記載通りに材料を混ぜてみました。」
と言いたいところなのですが、適当な性格が、わざわざ材料ごとに測るなんて手間を許す訳もなく、全部目分量で混ぜました。
(怪しい感じがこの頃からありました・・)
しっかりと混ざったところで、型に流し込みます。
後はレンジで5分待つだけ。
「簡単!今回は失敗するはずがない^^」
と思っていたのですが、いつも期待にはしっかりと答えます。
レンジで温め中に、ちゃんと、失敗の兆しが現れました。
なんと、入れたつもりの型が潰れ出し、カップケーキではなくペタンコケーキ状に全部がくっつき出しましたw
こうなると、もうどうしようもありません。
とりあえずおとなしくじっと火が通り固まるまで待ちました。
出来上がりはこんな想像とは全く違う形になりました。
肝心な味は、ココナッツオイルの甘い香りがとてもよく、普段かけたくなるシロップやジャムなどは不要だと感じました。これだけでカロリーがセーブでき、"ダイエット効果あり"かもしれません。
ただ、崩れ出した型に怯え、余計に加熱してしまったため一部硬くなったのは失敗でした。
森永さんの説明通りココナッツオイルを使用して作ればかならず美味しいはず(o^^o)
皆さんも、ぜひお試し下さい♪(きちんとした型で・・)