子供はいつも快便で便秘は食生活の偏りがちな大人の悩みと思っていたら、子供の間ではもっと深刻な問題になっています。
なんと、調査によると約7割の子供がなんらかなの便秘症状を持っているそうです。
子供の方が深刻な訳
排便は恥ずかしい
おはよう日本でも取り上げられていた例ですが、皆さんも、子供時代学校で排便に困った記憶ありませんか?
トイレを出たあとの匂いをからかう生徒はおおいですが、便秘症の子供は自分の「体臭や排便を漏らしてしまったらいじめられるんじゃないか」という不安でいっぱいの心理状態になってしまいます。
"便秘"の存在を知らない
親が共働きで保育所などに預けている場合、親は自分の子供が家で排便をしていなくても、外でしていると勝手に思い込んでいるようです。また、子供も毎日お通じがないことが悪いことだと知らないため、気づかない間に手術寸前になる可能性もあるのです。
自分で時間のコントロールができない
朝学校へ行き、夕方からはお稽古や塾に大忙し。学校や友達がいるところでは排便を恥ずかしがる子供は、排便のタイミングを毎回逃し、また同じような日が繰り返されるという悪循環が生まれる環境に置かれています。
改善方法
ストレスを減らしてあげる
これが、便秘が低年齢化している大きな原因です!塾に習い事、宿題などで子供のスケジュールをいっぱいにするのはもうやめて、少しでもストレスをためない環境を作ってあげたいですね。
排便の大切さの教育
そもそも子供が学校で排便をガマンするのは、「排便は恥ずかしいしこと」という考えがあるから。ここの辺は是非、学校側で授業のカリキュラムに加えるなどの工夫をしてほしいものです。(実際に行っている学校もおはよう日本で取り上げられていました)
食事
親が忙しいとファーストフードなど偏った食事が増えてしまう子供たち。家で、きちんとバランスの良い食事を用意するように心がけましょう。また、忙しくて料理する時間がないという方も最近は食物繊維が取れる補助食品もおおいのでうまく活用してあげたいですね。
運動
毎日、家と学校と塾の往復で、公園などで体を動かして遊ぶ時間がないと腸の動きも鈍くなってしまいます。
毎朝1分でも良いので、お腹を動かすような運動を家族一緒にできる時間作りを心がけたいですね。
親といる時間を増やす
ストレスを減らして、排便しやすい安心できる環境を作ってあげましょう。
排便日記をつける
この日記によって、親が子供の状態を知ることができるとともに、子供自身も自分の状態がわかるようになります。
以上、子供の問題は親の責任でもあります。
きちんとケアして、健康に大人になれる環境を作ってあげたいですね。