今年から、大学生の就職活動時期スタートの後ろ倒し化が実施さて、その初めての世代がもうじき就職活動をスタート。以前より、3ヶ月すべてのスタートが遅くなるといったイメージでしょうか。
つまり、2016年卒業予定で今年の4月から4年生になる人たちは、この3月から就職活動に備えて準備する必要があります。
そんな時期に、海外のサイトから大学生へ向けて書かれた「学校では教えてもらえない、生きるために必須な10のスキル」という記事をご紹介します。
photo by Tulane Public Relations
大学の専攻で何を選ぼうとも、人生という場でしか学ぶことのできないレッスンがあります。
日々競争率の増している就職・転職の場でも、企業から求められているのは、教科書や教室以外の世界での経験を合わせ持っている人材なのです。
もし、在学中にこれから教える10個の生きるスキルを実践できれば、社会に羽ばたく準備が十分にできているといえるでしょう!
①目的を持ってネットワークを広げる
”ネットワーク”と聞くと、なんだか
「将来的に自分が仕事などで都合がいいときに利用したい人とのコネクショ
ン作りのために広げるよ」
なんて、考えてする人もいるかもしれませんが、本当に建設的に作って欲しいネットワークは違います。
ネットワークを作るとは、自分が刺激を受け挑戦できるような所属する場所を作るということ。
そしてその中で、お互いに利益を提供できるような関係を作っていくことが大切になってきます。
<独学方法>
上級生や先生などと、一対一のネットワークを作りましょう。
また、自分が特定の人と仲良くなることだけでなく、人と人を繋ぐという行動も
ネットワークを作ることと同じくらい大切な事です。
②銀行口座の管理の仕方を知る
この時代において、お金を管理する能力を身に着けることは必須です。
しかしながら、学校ではこのような情報について、、ほとんど習う機会がないのです!
多くの大学は、きちんと学生にお金の管理方法を教えないまま、社会人として現実的に
お金と向き合わなければならない世界に、学生を送り込んでいる現状があります。
<独学方法>
自分の銀行口座のお金の出入りの動き、クレジット通しの状態を、ちゃんと把握することができる20代になりま
しょう。
③自分だけのキャリアを作る
ほとんどの大学は、一つのキャリアに一生を費やしなさいと教えるかのような教育をしますが、実際は、ほんの一部の人しか、同じ会社に生涯勤めることはありません。
現実社会の動きは、大きく変わっており、それの動きの早さに大学はまだついていっていない状態なのです。
最近のトレンドでは、”つの専門性”を追及した人ではなく、2つ以上の専門性、たとえば、
・ライター兼エンターテイナー
・看護士兼コンサルタント、
・投資家兼監督、
など、組み合わせは自分次第。
自分らしい新しい"キャリア”を自分の情熱、趣味、向き不向き、収入の規模などを考慮し作り上げていけばよい のです。
<独学方法>
時間をかけて、自分が何に興味を持てるか探してみましょう、たとえば、学校の外で、セミナー似参加するなどし
て。
そして、どうやったらその興味をもったものから、自分が生計を立てられるようになるか、くっりエイティブに考
えることが大事です。
④自分を信じる
自分の能力や直感を信じる能力は、もっとも学ぶことが難しく、また持っている人も少ないスキルです。
自分の本能をしっかり理解しておくことで、社会に出たときに、職業の選択、住む場所の選択、パートナーの選択などを、自分を信じて行うことができるようになるのです。
<独学方法>
どんなに小さな選択でも、直感で、自分の意思で決めるように心がけましょう。
どのレストランでディナーを取るとか、どのクラスをとるとか、迷ったときは最初の直感や
自分が"正しい”と思ったものを選んで、すぐに行動に移す練習をしましょう。
⑤燃え尽きない方法を知る
大学生活は、自分がどれだけ必死で努力できるか知る時間でもあります。
でも、このわなにかかっちゃだめ!
20代前半は、自分の心と体がどこくらいまでならがんばれるかの”境界線”を知る大事な時期です。
もし、今あなたががんばりすぎて、脱力しきった状態なら、それ以上は先に進むことができなくなります。
少し矛盾して聞こえるかもですが、どうやって、行き過ぎたりやり過ぎた場合に歩みを戻して休めるか
を学ぶことは、一生懸命働くやりかたを知るくらい大事になってきます。
<独学方法>
一日10分でよいので、瞑想の時間をとりましょう。大学のカウンセリングなどを有効活用しても良いですね。
また、スマホやPCを見る時間をコントロールしてください。自分のできる範囲をしっかりと知っている人は、
周りの人から一目おかれるはずですよ。
⑥どうやって立ち直り、美しく失敗するかを学ぶ
学校とは、私たちに成功するためのトレーニングをさせるところです。
しかし、もし若いころにこの成功体験だけに慣れてしまうと、それは逆に失敗となってしまいます。
もっとも成功する人は、美しく負けることを知り、またそこからどうやって立ち直れるかを学んだ人たちです。
<独学方法>
あなたの尊敬する人の自伝を読み、彼らがどのように逆境から立ち直ったのかノートにまとめましょう。
そして、小さなことであわてないように、大きな視点で物事を見れるように準備しておくのです。
⑦良いパートナーになる
これは、まさに大学の講義で学ぶことのできないもの。
「リレーションシップについてのクラスです。
人生において正しいパートナーを選び、どのようにサポートし、コミュニケーションをとり、愛し続ける
パートナーになるかを学ぶことは、今後の人生を幸せに形作っていく上でとても大切なものです。
ハーバードのある調査によると、家族の絆が強く、愛で繋がっていると知ることは、人生の満足度を図る上でとて
も大事な要素という結果があります。
何でこんな大事な事、学校では教えてくれないか、不思議なくらいです。
<独学方法>
20代であなたがパートナーのために使う時間は、たとえそのパートナーとの恋がいずれ終わろうとも
決してムダではないということを覚えておきましょう。
すべての友達や恋人の間で学ぶ人間関係は、人生を歩む上で大事な人間関係を築くバランスを教えてくれます。
また、あなたがパートナーに求めることを書き出すのも良いでしょう。そしてあなた自身が相手に与えるべき
こともちゃんと考えておきましょう。
さらに、毎週ちゃんとパートナーのために時間を作ることを忘れないようにしてくださいね。
⑧コミュニケーション、交渉を上手にするやり方
コミュニケーションは、ただ良いパートナーになるために必要なものではありません。
優れた社会人、良い友達、そして将来のリーダーになるために、必要になってくる要素なのです。
また、コミュニケーションを同じくらい、交渉能力も大切。
長期的にみれば、上手に交渉する能力があるということは、何にも変えがたい宝物になるのです。
<独学方法>
小さな交渉の練習から始めましょう。たとえば、大屋さんが家賃を急に上げようとした時など、その値上げ金額の半分の料金で済むように交渉する、アルバイトの賃金が最低賃金のままなら、少し上げてもらえるように交渉するなど。
これらの行為によって、自分の価値も認識することができ、実際に社会にできたときに交渉のスタートがスムーズに
切れるでしょう。
⑨自分の部屋の管理をする
これ、当たり前のようなことに思えますが、実際、多くの大学生は料理の仕方、お掃除の仕方、公共料金の支払い方法、家計のやりくりの仕方を知らないまま過ごしています。
昔は、学校が女子生徒に”家事などのやりくり”について教えていましたが、最近では、大学のカフェが料理を作ってくれ、お掃除おばちゃんがきれいに大学を保ってくれています。コレが、実は学生から大切な知識を学ぶ妨げになっているのかもしれません。
<独学方法>
食べ物の宅配サービスや、お掃除ツールに頼らず、自分で床の磨き方、簡単な料理を行いましょう。
⑩旅にでる
自分の安全地地帯を離れて、そのほかの世界を見に行くことは、人生にとても大切な事を教えてくれます。
学校を1年間休んで旅に出た学生は、みな「実際にその一年間を学校で過ごすよりも多くのことを学べた」といっています。もし、金銭的に1年間も旅にはでれなくても、海外でのボランティアなどに参加してみてはいかがでしょうか。
そして、訪れた地で、新しい言語を学んでみるのです。
<独学方法>
日本を飛び出すか、町を出るのかは、お任せしますが、半年後とに1回は旅行を企画しましょう。
また、もしできるなら一年浪人しても旅行に出てみてはどうでしょう。
ある調査によると、一年間大学在学中に旅に出た人は、普通に卒業する人よりも卒業時の成績が
良かったという結果が出てきます。
以上、「学校で教えてもらえない生きるために必須のスキル10」いかがでしたか?
一部、飛ばしたり、ニュアンスを若干変えて翻訳したので、もしさらに詳しく読みたい方は、コチラをご覧くさい。
<元記事>