皆さん、テレビや雑誌、また自分の周りでも、
「え、何でこの人こんなに食べるのに瘦せてるの?」
って人いませんか?
その人たち、実は心の中にとても大きな闇を抱えてるかもしれません。。。
以前、アメリカに数年間住んでいたことがあるのですが、その時に知った「Eating Disorder」という病気があります。
聞いたことあるでしょうか?
日本では、「摂食障害」という名前で、英語でも、似た病気で「Binge Eating」といわれることもあります。
この病気、簡単に言うと、食べることへの認識が何かのきっかけでおかしくなり、普通に食べ物を食べるということが
できなくなる病気。
よく、わがままでお金持ちの子がなる病気などと思われることがありますが、決してそんな甘いものではありません。
この病気で命を落とした人も何人もいますし、精神的に、非常に辛い病なのです。
私の周りにも、生死をさまようくらいに、このeating disorderで苦しんでいる女の子がたくさんいました。
今回、ブログを書いてみたのも、つたない文章力ではありますが、
日本でも少しでもこの病気についての認知が広がり、もうちょっと周りに目や意識を向けられるようになって欲しいと思ったからです。
アメリカでは、この病気のせいで苦しんでいる人が大勢いるのですが、日本と違う点は、オープンなところ。
そして、だからこそ回りもサポートできたり手を差し伸べて回復への一歩を踏み出すお手伝いをすることができるのではないでしょうか。
日本では、偏見的な目で見られたり、まだこの病気自体を知らない人がいて、本当にどれだけこの病気になると辛くて壮絶な日々になるか認知されていない気がします。
これから、私自身もこの病気についての認識を深め記事としてアップできればと思いますが、その前にまず、日本の女の子に考え直して欲しいとこがあります。
それは、肥満症過ぎて医者から「瘦せなさい」と言われていない限り、ダイエットしたい人ほど、あまり食べたいモノを我慢したり食べ物に意識を向けすぎないほうが良いということ。
だって、人間意識して我慢すればするほどストレスが溜まっちゃうし、そのせいでもっと食べたくなっちゃうのです。
また、最近レディー・ガガ、ブリトニー・スピアーズ、アンジェリーナ・ジョリーなど、よくアメリカのセレブがカミングアウトしている「摂食障害」(eating disorder, Binge Eating)も、原因は幼少期の母の愛の欠如、トラウマなどなどいろいろあるそうですが、その一つは確実に、「やせてキレイでいなきゃ」とか「やせてるほうがキレイで皆から愛される」なんていう、根拠のない強迫観念によって、妙に食べ物に意識を集中させすぎちゃったから。
一番いいのは、カラダの声をしっかりと聞いて、体が欲しがっているものをおいしく味わいながら摂取してあげることではないでしょうか。
また、まず知ってて欲しいとこは、よく鬱状態の人に、
「元気だしなよ、頑張りなよ」
と言っては行けないといいますが、それと同じくらい、摂食障害の人に
「太ったね、痩せたね」
なんて見た目で評価するようなコトを言うのは禁句であるということ。
それだけで、彼女達はひどく落ち込んで死にたくなったり、とっても辛い思いをしてしまうこともあるのです。
また、今eating disorderで苦しんでいる人がいれば、考えて欲しいとがあります。
もしデリカシーのないことを平気で言ってくる人がいても絶対に気にしないで欲しいでください!!
「ちょっと太った、瘦せた」
などで人の価値は本当は、全く変わらないのだから。
社会が、勝手良いと決め付けた「スキニーな女の子像」なんて気にしないで、健康に好きなものを楽しんで食べれる毎日を送って欲しいですね^^
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