対話型AI「チャットGPT」知っていますか?
2023年3月3日ひな祭りの「ひるおび!」の特集で紹介されており、面白かったのでご紹介します。
これからは、「ググる」という言葉も無くなって、GPTる」とかになる…未来が来るかも?
対話型AI「チャットGPT」とは?
「チャットGPT」とはアメリカの新興OpenAIが公開した自然な文章を生成する人工知能(AI)のこと。
2022年のサービス公開以降、ありとあらゆる質問に答え、自然な言葉で文章を生成できることで世界中から注目されています。また、すでに世界的企業であるマイクロソフトのシステムにも組み込まれているそうです。
今回3月3日放送の「ひるおび!」で以下のような質問を対話型AI「チャットGPT」に聞いており興味深かったので、ご紹介します。
「今日の夕飯のメニューを教えて」
対話型AI「チャットGPT」は、夕食のレシピに困った時にも使えます。
こちらは、材料はもちろん、例えば和食が良いのか、どういう調理法が良いのか、などを入力した方が、高度な情報をもらえるのでは?ということでした。
冷蔵庫に何があるのか、などの詳細の情報と、色の好みを上手に伝えるのがポイントかもしレません。
「うれしいひなまつりの歌詞を「AKB48」 & 「X JAPAN」 風に変えて」
こちらは、AKB48は、可愛らしい歌詞でアイドル風の仕上がりに、そしてX JAPANはギターソロも入ったロックバンド風な仕上がりで作られていました。
その他、色々な歌と、歌手の組み合わせで、無限に作曲できるのか…すごいですね。
「2023年、WBC(ワールドベースボールクラシック)でどこの国が優勝する?」
こちらの質問に対しては、
対話型AI「チャットGPT」の回答は、
「すみませんが、わあ氏は人工知能のChatGPTであり、未来を予想することはできません。将来の出来事についての情報や予想は、化学的な手法や経験則に基づく専門家によって行われるべきです」
と、かなり真面目な内容を返答してくれました。
この誠実な感じ、個人的には「チャットGPT」すごく好きになりそうです(笑)
ちなみに、現在マイクロソフトのシステムにも組み込まれており、番組出演者のITジャーナリスト三上洋さんがその中で質問してみたところ、結果回答では日本も優勝候補に入っているそうです。ただ、読み込む元のサイトに応じて、日本に勝利予想を「忖度」したりする可能性もあるそうです。
AIも「忖度」する時代なんですね〜。
「童謡うさぎとかめで、うさぎが亀に勝利するお話を書いてください」
こちら、最初は通常のストーリーを出してきたのですが、その後のストーリーがすごいです。
後半は、うさぎが最初に亀に負けたことから学び、2回目でうさぎが優勝。また、二人は仲良しになったという、
・学びあり
・反省あり
・友情あり
・人間味あり
な終わり方のストーリーを綺麗な日本語で作り上げていました。
まとめ
対話型AI「チャットGPT」は、まだまだ未熟なところもあるようなのですが、現状、MBAの試験、アメリカの医師免許合格ラインにも到達済みとのこと。
また、対話型AI「チャットGPT」の現状の苦手な特徴としては、
- 未来の予想
- ものの良し悪しなどの判断
- 誹謗中傷などの不適切な内容
だそうです。
日本のITジャーナリスト三上洋さんによると、
「ネット上の文章から学習しているので、
ネット上にない未来の予想や善悪の判断は苦手。
誹謗中傷などの問題のある内容は運営側が削除している
とのことでした。
今後は、空気を読むAIになっていくのでは?とのことで、これからの発展が、楽しみでありちょっと怖くもある対話型AI「チャットGPT」についてのご紹介でした。
もしご興味のある方、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
https://chat.openai.com/auth/login